16歳の弟が5月7日、突然亡くなりました。
連絡→確認→通夜→納棺→出棺→告別式→葬式と、あっという間の一週間でした。

最初は全く現実感が感じられず、遺体の確認をしても「これはよく似た別人なのだろう」と思ったりしましたが、彼に貸したピクセルカモのパーカーや、彼の友人から「何してるの?」と確認のメールが続々届くPHSを目の当たりにすると、弟がこの世を去ったという現実がどっと押し寄せてきました。目の前にある50kgに満たない肉体は、2日前の夜に「おやすみ」と最後の挨拶をした弟でした。

出棺の際に彼のゲームデータが入ったメモリーカードを入れてやろうと思いましたが、結局手元に残すことにしました。兄や妹のキャラと共にいる弟のHUcastを、二度と手の届かない所へ送ってしまうのはやはり躊躇われました。

何ができたのか。
何をしてやれなかったのか。
いくら後悔してもし足りません。
せめていつか、弟が欲して止まなかったカザミノコテ(ULシノワレッド所持)を発掘してやろうと思います。

至らぬ兄で本当に済まない。