モータルコンバット(92年 ミッドウェイ)

実写取り込み格闘ゲームの革命児。あらゆるゲームハードに移植され(GC版まで発売されているらしい)、映画となり、未だに続編が開発される人気ゲーム。特徴としては究極神拳(Fatality)と呼ばれる止め専用の必殺技があり、体力ゲージがゼロになった相手に「Finish him!」の掛け声と共にコマンドを入力、すると首を引っこ抜く、肉体が弾け飛ぶ、針の山に刺さる、骨になるまで焼き尽くすなど、完全に相手を殺す事ができます。ただし格闘ゲームとしては大味で、キャンセルやコンボといった要素はほぼ皆無、しかもCPUは鬼の反応で対応するため、余程好きな人で無いとプレイは少々辛いものがあります。どうでもいい事ですがライデンの突進技は「ギャバルバボベビアー!」としか聞こえませんでした。
調べてみましたところシリーズを重ねるにつれ連続技(KOMBOというらしい)、ポリゴン化など進化を遂げています。また究極神拳の他にも好意を表す「Friend ship」、赤ん坊にしてしまう「Babality」、動物に変身して止めを刺す「Animality」、死ぬまで殴る「Brutality」、少しだけ体力を回復させてあげる「Marcy」など実に多彩になっているようです。