特務咆哮艦ユミハリ 1

大正時代の船に宇宙飛行士に率いられた村上水軍が攻め込んでくるという異常事態、駆けつけたのは列車砲を積んだ船ならぬ海上を行く列車砲。そこへ襲い掛かる大日本帝国連合艦隊with円形砲艦ノブゴロド、海の底から土偶軍団、謎のトヨタ2000GT型潜水艦…
荒唐無稽の極地にある組み合わせがいっぺんにこんだけ出てきたので、筋を理解するのに手間取りました。様々な時代のチャンピオンを戦わせるのは昔、ゲームブックで読んだ事がありますが、それを日本人限定、阿蘇山近辺の海上を舞台でやるっていうのは新鮮。一つ一つの要素はアクが強くてどーにもならん気がするのですが、ここまでやってくれるとむしろ清々しくあります。2巻以降にも激しく期待。

あと個人的檄萌えなノブゴロドについて、Google先生のお力を借りて調べてみました。前に進む事すらままならないそのフォルムが素敵過ぎる。