Nicktoons: Attack of the Toybots
国内タイトル名は「スポンジボブとなかまたち トイボットのこうげき」、DS版を買ったのでご紹介します。
悪のおもちゃ軍団相手にスポンジボブたちが戦うゲームです。内容としては全5面+最終面の計6面。最終面以外はメインのアクションパート、ボーナスステージのレースパート、メカスーツで戦うボス戦パートに分かれており、それぞれ操作方法が異なります。
メインとなるアクションパート。フル3DのWii版とは違ってDS版はキャラが2Dで描かれています。キャラは2人まで選択可能で、基本操作はAボタンでジャンプ、Bボタンで攻撃、Xボタンでゲージ満タン時に全画面を攻撃するスペシャルアタック、Yボタンでキャラチェンジ。特殊操作としてBボタン溜め→離して強力な攻撃が可能。説明書にはBボタン溜めでシールドと書いてあるんですが、残念ながら攻撃を防ぐことはできません。キャラはそれぞれ性能が異なり、おおまかに分けるとリーチの長い飛び道具系とパンチで戦う肉弾系といった感じ。どちらかというと飛び道具系のキャラが使いやすいかと。
アクションシーンの途中にはタッチパネルを使ったミニゲームもあります。
レースパートはこんな感じ。障害物を避けor破壊しつつ、ボス戦に備えてボルトを収集。障害物は上画面左側のゲージMAXで発動できるボックスバスターでないと壊せません。素でぶち当たるとボルトが減る上、一定時間行動不能になるのでご注意を。
コース上にはボルトの他にも写真が落ちており、集めるといいことがあります。写真は各面5種類ずつで全25種類。
いよいよボス戦、FPSスタイルで敵ロボとバトル。アクションパートやレースパートで集めたボルトがライフになります。ステージ上には様々な仕掛けや障害があり、それを利用or排除しながら戦うのがコツ。例えば上図のスポンジボブロボ面は上から流れてくる水流がこちらの攻撃を邪魔するため、ステージ左右のバルブを攻撃して水を止める必要があります。
以下プレイ可能なキャラ一覧。
最初に使用可能な5人、スポンジボブ、ダニー、ジミー、ティミー、タック。各ステージをクリアすることで追加で使用可能な5人、パトリック、ミスターブリク、ジェニー、エル・ティグレ、それとZIM。原作を見たことないけどミスターブリクとエル・ティグレいいね。
以下は隠しキャラ。
GIRは写真を全種類集めることで、ダークダニーと原始人スポンジボブはシークレットコードを入力することでアンロックします。一応海外サイトで調べてみたんですけどこれで全部かな?
キャラゲームとしてはそこそこいい感じに作られており、ファンであれば楽しめるんじゃないかと思います。ただし全体的に敵の攻撃が厳しく、ライフ回復アイテムも少ない&あまり回復しないため、アクションが苦手な人は苦労するかも。
ボリューム的に少々物足りない感もありますが、とりあえずアタクシはジェニーさんが動かせただけでも満足でした。まぁ個人的に一番驚いたのは開発が国内メーカー、しかもナツメだということなんですが。
おまけ。ZIMを助けた時の会話。製作者はZIMをしっかり分かってらっしゃる。(一人称がボクってのがタマに傷なんですが)
パトリックの突っ込みにコーンポタージュ吹いた。も一つおまけでTipsなど。
- 敵の攻撃モーション中は無敵っぽい。攻撃の基本は斜めからのジャンプ攻撃→着地でボコるか、相手が届かない所から遠距離攻撃。
- 段差があるとこちらの攻撃は当らない&向こうの攻撃は当るというズル仕様なので、そういう場合はジャンプ攻撃で突っ込むのが吉。
- 敵が出現するジェネレーターの前が一番危険。敵は中から攻撃してくる。
- 敵がピヨったらすかさず近づいて攻撃。一撃で倒せる上に追加でボルトや回復アイテムが出ることも。
- アクションパートの中ボス戦は最大でも連続で3発しか攻撃が当らないので、溜め攻撃とスペシャルアタックを有効に活用すべし。
- メカスーツに乗っていても搭乗者がダメージを受けるのは仕様。雑魚相手でも油断すると危険なので、こまめに排除すべし。
- 強キャラはダントツでエル・ティグレ、攻撃範囲の広さが驚異的。その他スポンジボブやパトリックも強い。
- ボス戦は相手ライフが半分以下になるとパターンが変化するみたい。特にジミーロボ戦は長引くと非常に危険なので、攻撃を避けるのをやめて正面から撃ちあった方が楽。
- 最終面はガチで厳しいです。なるべくボルトを減らさないように。
- レースパートの写真は、基本的に動かない障害物の後ろか中にある。
- シークレットコードは「パトリック、ジェニー、ティミー、タック」「タック、ジミー、ZIM、エル・ティグレ」の2種類。