ジェニーはティーン☆ロボット15話Aパートの感想


Aパート「ブラッドはヒーロー」の巻
火山口に現れたモンスターCrater Critterを相手に戦うジェニーの邪魔ばかりするブラッド。喧嘩の末、颯爽と現れたスカイパトロール隊に入隊してジェニーを見返してやろうとするが、スカイパトロール隊は書類至上主義、徹底した官僚組織だった!


「こんな事もあろうかと」

訓練にも書類、現場での逮捕にも書類、緊急判断で動くにも書類と、なんというか「未来世紀ブラジル」の管理社会を髣髴とさせる話でありました。書類が一枚だけなくて役人が大慌てする所なんか特に。他にもジェニーさんの頭部への執拗な攻撃(拷問?)や紙の山で敵を倒すあたりもインスパイヤな印象を受けます。テリー・ギリアムの描くレトロフューチャーな世界とMLaaTRの美術は結構共通点があると思います。


頭をスプーンで叩いて、血が上った所を美味しく頂きます。

今回の目玉は何と言っても脳みそを露出させるヒロイン!Idle Lab. Blog Sec.のだいすけさんも書いてましたが、ヒロインでここまでやるのは銃夢ガリィくらいしか思いつかないです。生身だと一発でクレームつきそうなネタでもロボットやサイボーグならOK!という倫理観はどこら辺が起源なんでしょうか?