今日のぼんじゅ〜る・イボン

相変わらず食事時に見るべきでない内容なのについ見てしまうのは、カートゥーン中毒症の前駆症状なんでしょうか。今日はイボンの尻に黒い斑点ができた事から伝染病パニックに発展するという話だったんですが、これがちょっとリアリティのある話でした。
イボンの出身の18世紀といえば終わり頃にやっと種痘が発見された時代。医療に「治療の前には手を洗おう」という常識はまだなく、伝染病で多くの人が死ぬ時代でした。おまけにこの頃のフランスといえば不衛生極まりない時代です。昔、本でシベリアの凍土に埋められたペスト病患者の遺体から生きたペスト菌が検出されたという話を読んだ事がありますが、同様にそんな時代の人間が現代に来れば伝染病の保菌者であることも十分に考えられるわけで。
そういう観点で見るとなかなか面白い話だったんですけど、果たして製作側はそこまで考えて作ってるんだろうか(´Д`;)。